広尾で、「大人」を味わう。

2018.4.10

はじめまして、「れんジョー」です!

 

あなたは、どんな春をお過ごしですか。

暖かかったり、暑かったり、肌寒かったり…季節も迷子のよう。

日記を書いている今日も、広尾は風が吹き荒れ、桜の花びらが隅に追いやられてしまう始末。

突然ですが、「桜」といって、私が思い出すのは、今年の2月下旬にあった出来事なんです。

「え?4月じゃなくて、いきなり2月?」

そんなあなたの声が聞こえてきそうですが。まあまあ、そこは私の日記を見返しているようなお気持ちで、お付き合い頂ければと思います。

 

この場で述べるのもお恥ずかしい話ですが、わたくし2月に成人を迎えました…。

世では、「平昌オリンピック」が開催されていた頃。

私は、友人たちから大学に来るよう呼び出されたのです。

呼び出された部屋に行くと、いるはずの友人がいない。

恐る恐る、暗い部屋の中に入ると…私の眼前には、発射台から飛び出した国旗たちが広がっていました。

明かりがつくと、友人の手には、クラッカーが。

どうやら、私は、サプライズを仕掛けられてしまったようです。

 

私はその日、人生初のお酒を友人からプレゼントされました。

「桜」の入った白ワイン… 透き通ったピンク色の液体の中で、静かに漂う「桜」…

少し早めのご登場、「春」でした。

 

私たちはすぐさま、お酒を手に、広尾にある行きつけカフェに…

サプライズのことを知った店主のご好意で、「桜のワイン」がグラスに注がれました。

その日、お店に来られていた初対面のお客さんからも、「おめでとう」の祝福の声を頂きました。

夜も暮れたころ、カフェを出て、「焼き鳥 ことぶき」さんへ!

このお店、いつも通るのに、なかなか行けずにいたお店だったんです。

 

入ってみると、店内に漂っている「焼き鳥」の旨そうなにおいが、私の体内を物凄いはやさで駆け巡りました。(ごくり。)

夜の「ことぶき」さんの店内では、沢山の大人たちがお酒と焼き鳥を手に、夜の宴を楽しんでいます。

私たちは、お店のおまかせで、焼き鳥の盛り合わせを注文。

「これは酒が進むなー!」と叫びたいほど、塩がよくきいていて、噛むほど口のなかで肉汁が渋滞していきます。(私の手には、酒?いや、ウーロン茶...)

本物のうまい焼き鳥を食べ、大人の世界をどっぷり堪能させていただきました。

今日のように風の強い2月の深夜前、私は「ことぶき」さんをあとにしました。

 

広尾で味わった「魅惑の大人世界」。

私は帰りの電車のなか、焼き鳥のにおいが染みこんだコートに包まれて、それはそれは幸せな気持ちになりました。

今度は、お昼に「ことぶき」さんに立ち寄りたいものです。

 

【追記】

本日、有栖川宮記念公園へ。

鮮やかに燃える、真っ赤なツツジが、公園の散歩道をきれいに彩っていました。

まるで、イギリスの田舎町に迷い込んだような気持になりました…

(BY れんジョー)

 

<店舗情報>

焼き鳥 ことぶき

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