広尾で、「大人」を味わう。
はじめまして、「れんジョー」です!
あなたは、どんな春をお過ごしですか。
暖かかったり、暑かったり、肌寒かったり…季節も迷子のよう。
日記を書いている今日も、広尾は風が吹き荒れ、桜の花びらが隅に追いやられてしまう始末。
突然ですが、「桜」といって、私が思い出すのは、今年の2月下旬にあった出来事なんです。
「え?4月じゃなくて、いきなり2月?」
そんなあなたの声が聞こえてきそうですが。まあまあ、そこは私の日記を見返しているようなお気持ちで、お付き合い頂ければと思います。
この場で述べるのもお恥ずかしい話ですが、わたくし2月に成人を迎えました…。
世では、「平昌オリンピック」が開催されていた頃。
私は、友人たちから大学に来るよう呼び出されたのです。
呼び出された部屋に行くと、いるはずの友人がいない。
恐る恐る、暗い部屋の中に入ると…私の眼前には、発射台から飛び出した国旗たちが広がっていました。
明かりがつくと、友人の手には、クラッカーが。
どうやら、私は、サプライズを仕掛けられてしまったようです。
私はその日、人生初のお酒を友人からプレゼントされました。
「桜」の入った白ワイン… 透き通ったピンク色の液体の中で、静かに漂う「桜」…
少し早めのご登場、「春」でした。
私たちはすぐさま、お酒を手に、広尾にある行きつけカフェに…
サプライズのことを知った店主のご好意で、「桜のワイン」がグラスに注がれました。
その日、お店に来られていた初対面のお客さんからも、「おめでとう」の祝福の声を頂きました。
夜も暮れたころ、カフェを出て、「焼き鳥 ことぶき」さんへ!
このお店、いつも通るのに、なかなか行けずにいたお店だったんです。
入ってみると、店内に漂っている「焼き鳥」の旨そうなにおいが、私の体内を物凄いはやさで駆け巡りました。(ごくり。)
夜の「ことぶき」さんの店内では、沢山の大人たちがお酒と焼き鳥を手に、夜の宴を楽しんでいます。
私たちは、お店のおまかせで、焼き鳥の盛り合わせを注文。
「これは酒が進むなー!」と叫びたいほど、塩がよくきいていて、噛むほど口のなかで肉汁が渋滞していきます。(私の手には、酒?いや、ウーロン茶...)
本物のうまい焼き鳥を食べ、大人の世界をどっぷり堪能させていただきました。
今日のように風の強い2月の深夜前、私は「ことぶき」さんをあとにしました。
広尾で味わった「魅惑の大人世界」。
私は帰りの電車のなか、焼き鳥のにおいが染みこんだコートに包まれて、それはそれは幸せな気持ちになりました。
今度は、お昼に「ことぶき」さんに立ち寄りたいものです。
【追記】
本日、有栖川宮記念公園へ。
鮮やかに燃える、真っ赤なツツジが、公園の散歩道をきれいに彩っていました。
まるで、イギリスの田舎町に迷い込んだような気持になりました…
(BY れんジョー)
<店舗情報>
焼き鳥 ことぶき