暑中お見舞い申し上げます

2017.7.2

 

ちょっとした連絡はもちろん、

「ご無沙汰しております」で始まる文面でも、メールやLine。

文字入力さえ面倒になると、電話。

その昔は、北海道や関西のペンフレンド(古いっ!)へ、せっせと手紙をしたため

ておりましたが、今や返事はスタンプひとつ。

そんな私が、手書きの『暑中お見舞い』を郵送したくなったのは

魅力的なカードに出会ったから。

広尾の文具の聖地『奥本いろは堂』さんです。

 

いろは堂写真 1

 

朝顔、ヒマワリ、スイカ…、夏の定番キャラ達のカードは、

立体的に立てて飾れたり、ペンギンや熱帯魚の、半透明のカワイイ絵柄が重なり

合っていたり、風鈴の音が流れるカードも。

受けとる相手を楽しませたい気持ちは、カード開発のプロフェッショナル達の創意

工夫で、見事な進化を遂げおります。

どれもこれも、見てるだけでも楽しい!

 

いろは堂 写真2

 

買いたい、送りたい、誰に?

 

送るのは、昭和ひとけた生まれのジェントルマン、哲学者で科学者の野本さんにし

ます。商店街を二人で散策していると、「このお店はここにライトを点けた方がい

いですよ。ここが暗いのは良くないです」

独自の集客論が始まったり、どんな事柄にも真剣なので、いつもカンカンガクガ

ク、時間を忘れて熱くなる“相棒”です。“知性”という言葉と、“お茶目”という表現が

ぴったりな方なので、カードの選び甲斐もあります。

 

商店街のすぐ近くの小学校でホタルが見られますょというポスターを目にしたの

で、ホタルもいいかなー。

相手を思い浮かべながらカードを選ぶ。

久しぶり過ぎて、新鮮です。

カードに合わせて、ボールペンも新調。

『暑中お見舞い申し上げます』

手書きで出すのは、人生初かも!

前日、電話で話しているので、特に書き連ねる事はないのですが、

季節のカードから生まれた、ワクワクする気持ちを早く届けたい!

ひとり盛り上がってポストへ投函してから、

何気なく不安になり、ネットで確認。

 

『諸説ありますが、暑中見舞いのお便りを出す時期は、梅雨明けから立秋前まで』

 

フライングしました!

 

(美容室のaizawa)

 

広尾商店街の日記一覧へ