服部慶子行政書士事務所
『渋谷商店部–恵比寿エリア–』
2017年1月12日放送
ゲスト: 服部慶子行政書士事務所 服部慶子さん
「行政書士」とは、どんな職業かみなさんご存知でしょうか。名前だけを聞くと、なんとなく難しそうなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
行政書士はお役所に提出する許認可や、権利・義務、事実証明など、様々な法的な書類を作成することを主としているお仕事です。具体的には、飲食店営業や建設業、不動産屋等に関する許認可申請書類や、契約書、離婚・遺言・相続に関する書類、外国人のビザなど、なんと1万種類以上になるそうです。
私たちの身近な生活に関わるものからビジネスに関する書類まで作成してくれる行政書士はまさに身近な「街の法律家」です。
服部さんは法律事務所の事務を経て、現在は広尾にも恵比寿にも程近い恵比寿橋にある法律事務所にて服部慶子行政書士事務所を構えていらっしゃいます。
6年以上を広尾散歩通りのお近くで過ごしてきた服部さんにとって、広尾という街は、道を歩いていてもすぐに顔見知りと挨拶が飛び交うフレンドリーなところ、それでいてお互いにほど良い距離間も保てる雰囲気が好きとおっしゃいます。人との関わりをとても大切に、また積極的になさってきた服部さん。毎年広尾散歩通りで開催され、多くの方で賑わう5月の大鮪祭りや10月の広尾フェアでは、無料相談ができるブースを出していらっしゃいます。このようなイベントでは通常飲食店が軒を並べることが多く、行政書士事務所が出店するのは珍しいようです。
広尾ではどのような相談が多いのでしょうか。弁護士さんと一緒に事務所を構える服部さんのもとには、相続や遺言書、終活(エンディングノート)に関する相談、また、外国人が多く住んでいるため、ビザに関する相談も多く、外国語を使って仕事をする場面も多いのだとか。聖心女子大学キャンパス内にある聖心女子学院生涯学習センターで終活に関する講師もお務めになりました。
学生時代には、バックパッカーで1ヶ月ほどヨーロッパの地を旅したというアクティブな一面もお持ちです。パリから始まり、当時は情報の少なかったロシア、東ヨーロッパまで多くの国をその目で見てこられたそうです。大学生のうちに旅行、バイトなどなんでも挑戦したらよい、無駄な経験などないのだから」という心強いアドバイスをいただきました。
放送を通して、今まで私達には馴染みのなかった行政書士というお仕事を一から解説していただき、大変勉強になりました。また、人と人で結ばれている広尾の街のあたたかさを再確認できました。私達にも「外国の方と結婚する際にはビザのことなどぜひ相談に来てくださいね。」とおっしゃってくださいました。
なんでも親身になって相談に乗ってくださる「街の法律家」服部慶子さん。 皆さんも困ったときにはぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
放送の録音は以下のURLでぜひお聴きください!
https://note.mu/shiburadi/n/n451a3a42f601
(記者:ハヤシ & れんジョー)