花寅商店 7月
2024.7.19
祥雲寺山門のすぐお隣にあり、いつでも店先に季節の鉢植えを並べて目を楽しませてくれる花寅商店。代々続く老舗の花屋さんだ。
昨日、梅雨明けが宣言され、商店街を歩いていても日差しが一段と強く感じる。
南国を思い浮かべる真っ赤なハイビスカスが目を引いた。
光沢のある緑の葉の上に咲く姿は鮮やかだ。
今は美白、美白と言われる時代だが、こんがりと日焼けした肌に遊び心をくすぐる色鮮やかなサーファースタイルがもてはやされた遥か昔を懐かしむ。
勢いよく実を立てる激辛とうがらし「メキシカンチリペッパー」の鉢も並ぶ。
「食べられます」とは書いてあるが、辛い物が苦手な私は腰が引ける。
写真を見ると、どんどんと実が赤くなっていくようだ。
見ているだけで辛いが、お好きな方にはきっとたまらない食味なのね。
朝顔の鉢にかけられていた文言。
「どんなに暑い夏の陽も明け方の一時はさわやかになる そんな心休まる花になりたい」
言われてみれば、大きく花開いた朝顔を眺めると一瞬暑さを忘れる気がする。
特に中心から白い線が入ったブルーや薄ムラサキの朝顔はさわやかで清涼効果大かも・・・。
子供の頃から慣れ親しんだ朝顔。
心の持ちようかもしれないが奥深い。