ひなまつりat 広尾はんなり

2021.2.17

春の到来を知らせる可憐な花桃が菜の花と一緒に花寅商店に並び始めると、手づくり和雑貨「広尾はんなり」には沢山の雛人形が飾られ、道行く人の目を楽しませてくれます。

今までいったいあなた達はどちらにいらしたの?

とお聞きしたいぐらい、様々なお雛さまが所狭しとずらっと勢揃いする店内の光景は”ちょっとびっくり”です。

雛人形と言っても、どれも玄関の靴箱の上やテーブルの真ん中などのちょっとしたスペースがあれば飾れる可愛らしいものばかり。

はがき大のふたり雛も多く、五人囃子も揃った3段飾りでも30センチ四方ほどに収まります。

我が家でも何がしか手作りの小物が玄関に置かれ、その光景が日常生活に溶け込んでいたので、街でちりめん細工など和小物に出会うとついつい見入ってしまいます。

「広尾はんなり」のお雛さまも国内で職人さんがひとつひとつ手作りしているもので、お召し物も背景の屏風も台座やぼんぼりなどの小物もバリエーション豊かです。

ご存知の通り、ひな祭りは女子の健やかな成長を祈る節句の伝統行事ですから、飾り始めや仕舞う時期など決まり事もありますが、それはそれとして、

このお店に並ぶ愛らしいひな人形はさっさとは仕舞わずに、長くお部屋に飾って眺めていたいものです。

愛らしいお雛さまが飾ってあるだけで、お部屋の雰囲気が明るくなりますね。

お家の玄関を開けたときにお雛さまに迎えられるのもなんだかほっこりします。

 

 

その時の気分で、ちょっと角度を変えて飾って見たり、話しかけて見たり。

たまにはお願い事を託したりして。

 

留守の間、お家を見守ってくれているような安心感もあります。

これはちょっと頼り過ぎでしょうか。

 

お値段もリーズナブルでプレゼントとしてもお手軽かと。

仲睦まじいふたり雛を見ていて、新婚さんへのお祝いに添えるのも良いかなと感じました。

 

何より、広尾散歩通りに気軽に立ち寄れるお気に入りのお店が新たに誕生したことは嬉しい限りです。

「広尾はんなり」では季節や近づく伝統行事に合わせて、お人形や小物のラインナップがごっそりと入れ変わります。

前面がガラス張りの店内は外からも見やすく、お店の前を通るだけでも春夏秋冬の移り変わりを実感できます。

 

3月15日頃には都心でもサクラの開花が始まるとのこと。

「広尾はんなり」からも望める明治通りのサクラ並木が咲き誇ると、それはそれは見事なお花見街道となります。

桜舞い散る明治通りの桜並木 昨年

 

その頃には「広尾はんなり」の店内がどんな飾りつけになっているのか今からとても楽しみです。

 

by  Oyaji-M

 

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